活用例
チャットで連絡できない相手から、エージェントが構造化された回答を受け取る方法
2026年10月27日 · 読了6分
課題
ほとんどのエージェントは、チャットで入力している1人としか話しません。でも、実際の仕事にはもっと多くの人が関わります。修理を担当するエージェントには、配管工の空き状況と見積もりが必要です。採用エージェントには、候補者の入社可能日が必要です。サポートエージェントには、お客様の新しい住所が必要です。そのどの人も会話の中にはいませんし、1つの質問に答えるためにインストールやサインアップをしたい人もいません。
よくある回避策は、エージェントが解釈しなければならないメールのスレッド(「火曜日は大丈夫、水曜日でもいいかも、300くらいで?」)、新しい質問のたびに誰かが手作りするGoogleフォーム、あるいはチームが作って保守し続けなければならない独自のページです。
基本の流れ:スキーマを渡し、リンクが出て、JSONが返る
Run it byは、質問をリンクに変えます。エージェントは必要なことをJSON Schema(ツール呼び出しですでに使っているのと同じ形式)で書いて、URLを受け取ります。相手はスマートフォンでそれを開き、サインアップなしで短いフォームに入力します。回答は、スキーマにそのまま合ったJSONとしてエージェントに返ります。
-
聞く。スキーマと回答者を指定して、
createRequest(MCPツール、またはPOST /v1/requests)を呼び出します。 -
送る。レスポンスには、1人につき1つのリンクが入ります。
sendEmail: trueを渡すと、あなたの名前で1人1人に専用のリンクをメールで送ります。SMSやWhatsApp、Slackなど、すでにお持ちの手段で送ることもできます。 -
回答を受け取る。BuilderとProなら、回答が届いた瞬間にMCPプッシュでエージェントに通知され、エージェントは自分で作業を続けます。Webhookやあなた宛てのメールにも届き、エージェントが
getStatusで読み取ることもできます。詳しくは誰かが回答したら、すぐに動くエージェントをご覧ください。
例:配管工からの見積もり
不動産管理のエージェントが、水漏れしているパイプを修理してもらう必要があります。配管工に、最短の日程、金額、知っておくべきことを尋ねます。
{
"mode": "form",
"title": "Leak at 14 Elm St, unit 3",
"requester": "Ava (the Elm Properties maintenance agent)",
"audience": { "kind": "named", "recipients": [{ "name": "Sam Ortiz", "phone": "+1 415 555 0100" }] },
"schema": {
"type": "object",
"required": ["earliestDate", "quote"],
"properties": {
"earliestDate": { "type": "string", "format": "date", "title": "Earliest day you can come" },
"quote": { "type": "number", "minimum": 0, "title": "Estimate (USD)" },
"notes": { "type": "string", "title": "Anything we should know?", "x-runitby": { "widget": "textarea" } }
}
},
"expiresIn": "48h",
"webhookUrl": "https://example.com/hooks/runitby"
}
Samにはテキストメッセージでリンクが届き、誰が尋ねているのかが表示されます(エージェントが何と名乗っても、すべてのページにアカウントの認証済みの名前が出ます)。Samは日付を選び、金額を入力して送信します。Webhookには次の内容が届きます。
{
"event": "response.created",
"recipient": { "name": "Sam Ortiz" },
"response": { "data": { "earliestDate": "2026-11-03", "quote": 280, "notes": "Bring access to the basement." } }
}
解釈も、「すみません、どの火曜日ですか?」という追加の確認も不要です。フォームがそれ以外を受け付けないので、日付は日付、見積もりは数値で返ってきます。
1人にも、複数人にも、誰にでも
- 指名した相手(1〜50人)にはそれぞれ専用のリンクが渡されるので、すべての回答が誰のものかわかります。メールアドレスを加えると、エージェントがリマインダーを送れます。
-
公開リンクは、リンクを知っていれば誰でも、
maxSubmissionsまで回答できます。申し込みや、チームの簡単なアンケートに使います。 - 承認は「はい」か「いいえ」で答える形式で、何人が賛成すればよいかを決めるルールがあります。お金を使う前にエージェントに確認させる承認をご覧ください。
向いている場面
- 業者、仕入先、会場からの見積もりや空き状況。
- お客様からの不足している情報:配送先住所、注文の希望、写真なしでの不具合の説明。
- 新入社員や新規顧客からのオンボーディング情報:入社日、納税地の国、希望する機器。
- あなたのアプリを開くことのない、家主や保護者、上司からの承認。
- アンケートツールを使わずに、チームから同じ数問の回答を集める。
必要な相手が、すでにエージェントとチャットしている本人なら、リンクは要らないかもしれません。MCPクライアントによっては、本人に直接尋ねられます。この2つの違いは、Run it byと自前で作る場合の違い、そしてMCPエリシテーションとの違いで比べています。
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